以前葉が可愛く、器に活けたユキノシタ根が残っていて、他の植物が枯れた後も
水だけを日々の糧にして、
ひょろひょろ細く、しかし着実に成長し
ついに今日てっぺんの花をさかせた。
もはや植物に部屋を占拠され、、、と言っても増やしたのは自分なのだけれど、
日常の生活がままならなくなっていた身としては
不本意ながら育てることになってしまったこのユキノシタが
静かに、かつ速やかに消え去ってくれることを願っていた。
引っこ抜いてきたときは「折角生えてきたのにゴメンね」なんて思っていたのに。

そんな思惑もあって、
文字通りの日陰の身となったユキノシタは
健気にも細い花芽を窓へ窓へと伸ばし、
必死に生きようとしていた。
一方、私はと言えば、消えぬなら消してしまおう、
などと信長的思想で日々を過ごしていた。
しかし今日花を咲かせたことでユキノシタは
自分の未来を切り開いた。
そう、花がとっても可愛かった。
そうなると、下に待機する丸い蕾も鈴のようで愛着さえ湧いてくる。
つい昨日までいつ捨てられるとも知らなかった身が、今や写真に収められ、
次なる成長を望まれてさえいる。
でも、、、写真を撮りつつふと思った。。。花終わった後って、どうなるんだっけ?